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2009,1,18更新                             一言居士>>

ふるさと浜島の新春行事としては、11日の弓引きと20日の初えびすが馴染みである。

例年、弓引きの日は天気に恵まれず寒い中で執行されてきたが、今年は日曜日でもあり、陽射もあって賑わった。もう少しで小的に当たると言う場面もあったが、伝統どおりの子供たちの妨害も滞りなく行われて無事に終わった。

続いて行われる20日の初えびすは、漁業不振や不況を反映していささか衰退気味であるが、今年は近ツー系列のクラブツーリズムが、「お伊勢さん初詣と初大笑い行事」として21日に募集していることが特筆される出来事だ。

20日の祭当日は写真愛好家などが大勢集まり、カメラの前で大笑いするユニークな祭であるので、“面白きことのなき世を面白く”過ごすためにも、たくさんの人にお集まり願いたい。

初笑い行事については、「浜島のまつり」の一文が最も当を得ているので次に紹介する。

 

恵比寿講と初笑い行事

恵比寿(須)神の祭りを恵比寿講というが、浜島では正月の20日に年始めの初笑いと組み合わせて盛大に講が行われ、恵比寿丘は新春の笑顔でいっぱいになる。

又、恵比寿講は旧暦の10月20日にも行われる。

恵比寿の神は生業を守り、財福をもたらすが、とくに豊漁満足の神としてあがめられ、台所をあずかる穀物の神である大黒とともに、各家庭に祀られて昔から信仰されている。

また、漁業者は親愛の情をもって接し、夢おろそかにはしないが、商家も農家も常に幸福を運んでくる七福神の代表として、各家庭の合所に祀られている。

当地浜島では、沖をはるかに見渡すことのできる宮山の丘に恵比寿像が建てられて、やさしく語りかけてくるその像の前には参詣者が絶えない。それにつけても忘れられないのは、この像を刻んだ故辻村定吉氏の苦心と初一念を貫いた意志の強さに敬服する。

畳製造業を営む辻村氏は、昭和の初期からこのことを考えていられた。

辻村氏は明治14年8月1日、加茂村(現烏羽市)河内で呱々の声をあげられ、長じて浜島の地に住み、よき伴侶として柴原登久さんを選び、昭和18年に他界されるまで浜島の産業発展の一翼を担って活躍されていた。

芸術を愛しよき理解者であった氏は、寸暇を措しんで恵比寿像作製にとりくんだと聞いている。その像には、氏の深い信仰と敬愛の念がみなぎり、実に立派な出来栄えであったので、当持の人々は一様に誉めたたえたときいているが、氏は満足せず、幾度ともなく試作をくり返し、時の来るのを待っていた。

そして、氏の寝食を忘れて立ち向かっている恵比寿像の建立に、よき理解者と協力者がつぎつぎに集まってきた。

まず、故水谷徳松氏は鉄筋を持って胴体の組み立てを引きうけた。このことを聞き及んだ、故四日市屋旅館主井上勇平氏や当時の浜島青年団員が一丸となって、辻村氏に物心ともに援助を行ったのである。

人々の温い心は、辻村氏をどれほど勇気づけたことでしよう。氏の心が像に乗り移ってか、像は温かな眼差しと笑顔で沖に向かって今日も豊漁を願い、漁業従事者の安全を守っている。

毎年正月の恵比寿講には、漁業組合を中心に漁業従事者はもちろん各階層の人々が相集まって恵比寿の神の心を心としていなさ(南方向)の浜を向き、三回の初笑いの行事がくりひろげられる。この笑いの声は、平和な浜島を笑いの中に一丸となって伸ばしていく姿がみられてたのもしい。

又、信者たちは大漁祈願のため、恵比寿さまの鼻をかいていく風習が残っているo

今年も笑いの輪が町中にひろがり、一致協力してますます繁栄していくことを祈っている。

 

町づくりが言われて久しいが、ずいぶん前から町の心ある人々の努力が町を作り上げてきたことが、この一文で読み取れる。それらの経緯は、有志の方々の名前と共に碑文として残っており、当時の町民の思いをが今も欲しい。

このえびす像が完成したのは昭和7年のことである。

 

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