町起こしのプランニング

 

ビジョン・・・(豊かな住よさと生きがいを求め飛躍する町)

 

 

 

 

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職務遂行理念・・公平で誠実

現状分析・・・現実の制約と、将来予測

  工場立地条件不利

  人口減傾向

  基幹産業の衰退

  地域間競争激化

  一局集中進行

  不況、経済成長の鈍化

  生活圏の広域化

  高齢化、国際化、情報化

戦略・・・・・目標達成へのテーマ

  観光振興・・・道路、働き場、地場産業への波及

  広域との連携(役割分担、損して得取れ)

  町村合併への視点

戦術・・・・・シナリオ

背水の陣(死中に活を求める)・・・究極の選択(的を絞る)

現実主義・・・局地的に自助努力で出来ることから、高望みしない

(公共施設の付加価値を高め、多目的利用を図る)

  国県の支援要請・・・他力本願に成らないこと。

  民間活力との協調・・主体性を確保しながら連携する。

実戦へのステップと管理

  公共用地の拡大、土地造成

  良好な観光開発の誘導

  観光支援基盤整備・・・道路、海水浴場、マリーナ

地域資源の保全と活用・・自然、伝統、文化、漁業が観光資源

 

基盤整備の実際

道路

一時期からみればかなり改善されたが、そのために通過交通の弊害や、日帰り観光の問題など

言われなき問題が発生した。しかし道路は町の発展の最重点政策であり、公共が成しえる最高の

地域貢献策である。

 当面の問題・・・・・ 浜島阿児線の改良(志摩広域圏内道路)

              磯部浜島線の新設改良(伊勢圏生活、産業道路)

              農免道路(伊勢圏産業、大崎半島連絡道路)

 中期的な対策・・・・浜島阿児線バイパスの新設

              檜山路、迫子、塩屋線農道新設改良

 長期的な対策・・・・国道260号線下津浦からサ二ーへ 

              南張、檜山路線の改良

 超長期的な構想・・・御座浜島間の架橋

浜島市街地中央部と浜島阿児線のアクセスの為の架橋

 市街地道路・・・・・裏表海岸循環道路(市場前)

             本町道路活性化整備(商店街活性化)

             裏表海岸アクセス道路 (将来的)

             各地区内幹線道路拡張

港湾

 海上交通の拠点として、将来に対する準備検討の時期である。

漁港としての色彩(市場前埋め立て)・・・畜養施設、魚センター、保存施設など

   マリーナ・・・・

   観光港としての役割・・・・・湾内遊覧の基地、広域圏の寄港地

土地区画整理

明治この方、浜島町の発展は土地造成とともにあり、在職中にぜひとも手をつけたかった事業の一つである。以下の保留地に対する認識不足は浜島町特有のものであり、他町村ではあたりまえのように組合営でことが運んでいる。

問題点

1、無条件反対(そのままにしとけば良い。自然破壊に反対。)

2、非公式反対(税金が高くなる。役場だけが儲ける。)

3、減歩率と保留地処分価格が高い。

公共施設の法定用地が必要なため。・・・道路、調整池、公園等。

平坦地が少なく事業費が割高なため。

4、世帯分離が促進され、人口定着に結び付いてこない。

5、政策処分(人口増対策等のために安価に売却)に重きを置くと、事業費の穴埋めのため減歩率が上がり事業成立が難しくなる。

6、保留地処分価格を上げれば、町外者や企業向けとなり、結果的に人口減対策とは成りえない。

7、減部率を下げるための公費投入は、費用対効果に問題がありすぎる。

 

私の考える観光政策

当町の地場産業である漁業と観光は、利害が相反するようにみる人もいるが、観光産業はあらゆる産業の下支えを兼ねることが出来るから、その振興に間違いは無いと考える。しかしこれには、はっきりとした目的意識をもたないと町のため、町民のためにならないこともあり手段と目的を明確にする必要がある。

観光政策の目的は、地元民が住んで快適で便利、そして文化の香りのする、誇り高い町を作ることにあり、地域振興の観点からみれば、それ自体が目的ではなく、その地域の発展ための手段と位置付けられべきものである。住民にとって住み心地の良い町を作ること、訪れる人にとっても住んでみたい、もう一度来たいという文化の高い町を作ることと考えている。当然そこは、自然環境を始めとした生活環境がすぐれ、町の美しさに誇りを持った人情豊な町民が住まいする。

観光を振興すれば漁業もよくなるのではなく、漁業をよくするために観光に力を入れると言う図式が必要でないか。それによって町づくりと観光の結びつきを強まっていくことが大事と思う。そのために、眠っている地域資源を掘り起こし、活性化し、町民ぐるみで誇りの持てる美しく魅力ある町を作っていかねばならない。重ねて言うと、町作りは地域住民の利便性、快適性、活性化のために行われ、その手段として観光政策が位置付けられるべきであり、目的と手段を誤ってはならない。

 いせえび祭りにその例がある。永年、観光の祭りとして継続してきたものを、ある時代から住民が主導し町民の祭りとして位置付けることによって、着実にその地位を築きあげてきた。それが結果的に観光の呼び水にもなってきている。役場の祭りから、町民が取り返すことで町を活性化したよい例である。

関係者は施設整備に期待を寄せるが、日本中が観光地の時代に入り、新規なもの奇抜なものが次々作られていく世の中である。我が町は代替性の無い物を発掘し、生かせていく道が堅実である。それは歴史,文化、自然,そしてそこに住む人そのものであり、町づくりそのものが観光資源化として生きてくる。施設は常に新しいものへと移行するし、人々も常にそれを求める。作られたものは、それがいかに斬新なもので一時的に成功しても、有益なものであればあるほどそれ以上のものが後から作られていく。

三重県が莫大な投資をして作ってくれた大矢の浜を最大限活用して、漁業はもとより、国民の憩いの場として整備して行くことが急務である。自然とのふれあいが浜島町には一番似つかわしい。

あのデズニーランドの社是は、「未完成」と聞いた。観光施設は常に新しく更新して、繁栄を保っているのだから真似しようもない。

 

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