城山、あら見山、南張小公園
遊歩道のもう一つの峰、南張集落を海の脅威から守っているのが、南張浜の左岸に迫る城山です。遊歩道は、この山から浜まで続き、森林浴と海水浴を同時に楽しむのも一興です。
南張の城山は、小野田筑後の出城が有ったのではないかと推察されていますが、そのいわれの多くは不明です。
又、この山はあら見山とも呼ばれていますが、これはこの山から、岸近くに押し寄せる魚群を見張っていて、村中総出で漁業をしたところの監視所が、あら見と呼ばれた為です。特に南張では、鰯漁が盛んに行なわれたと言うことです。
南張小公園は、この山の麓、南張の入り口に道路アメニティーとして造られ、ドライブで疲れた人達が地図を広げたり、メロンの泉で一時の休息を取っています。
大台山脈遠望