鼻欠け恵比須、初恵比須
競争して先頭に立つことを端(鼻)を取ると言うことに因み、漁師さんが漁場の先陣を切れるように、と言う信仰の元に鼻を欠いていくのが、日本最大の鼻欠け恵比須さんです。
温暖な陽光を受け、極彩色に彩られた恵比須さんは、鼻を取られても何時もにこやかに遠く海を眺めて、航海の安全と皆の幸を見守ってくれております。
ここの縁日は、1月11日と10月11日の年2回ですが、正月の20日の初恵比須の日には、善男善女が集い、皆で海に向かって大笑いをして、一年の幸福を祈願するユニークでユーモラスなお祭りが開催されます。
毎年この日に削られた鼻の修理をしますが、夜間密かに欠かれてしまうのは、遠洋漁業の盛んな町ならでわのことです。
日本一の鼻欠け恵比寿 1月20日初笑い