目戸の浜、浜木綿群落地

 旅館街の前の浜が目戸の浜と呼ばれており、背後地は目戸山と呼ばれ、近年まで亜熱帯性植物が群生して、さながらジャングルの様相を呈していました。

 この浜の一帯は、浜木綿の群生地となっておりましたが、侵蝕等によって、浜その物が少なくなり、開発ともあいまって浜木綿の群落はなくなりました。

 三重県花の浜木綿を守ろうと言う有志の人達によって、国道添いに人口的な群生地が再現され、初夏になると白い可憐な花が見られるようになりました。

 浜島の町花は浜なでしこで、この花もやはり、浜木綿と同じような所で咲き競っていたものですが、自然の大きな変革によって潤いの有る風景は消えていくようです

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