正式名は日向山極楽寺と称し、浜島城主、小野田筑後の菩提所として建てられと伝わっています。元は浜島の城山に近い寺の街道と言うところに有ったものを、火災により消失し、天文五年現在地に移転したのが始まりとのことです。
今の本堂は昭和四十年に新築されたものです。
本山は、伊勢市朝熊岳の金剛証寺で、禅宗、臨済宗南禅寺派に属し、主として里区の檀家寺となっている。
御本尊は、阿弥陀如来座像である。
地像尊信仰も盛んで、毎月24日の縁日には、安産や子供の健やかな成長を祈願する多くの婦人の信仰を集めています。
寺宝としては、室町寺代の作と推定できる釈迦十六善神像の掛け軸が大切に保管されている。