この音のつづりそのものはたいしてむずかしくありません。3つの代表を覚えてしまうこともそれほど苦労はしないはずです。ところがよく似た音に「オゥ」があります。おまけとして下に載せておくので参考にしてください。
オー の代表
@ |
au |
automaticという言葉は知っていますね。 |
A |
al |
walk の音の仕組みがよくわかるようになります。 |
B |
or |
morningなど。(若干発音が変わることもありますが同じと考えもいいでしょう) |
よく似ているのですが、オゥ(オーではない)の代表は確実に o です。この一文字を「オー」と読むことはありません。単語の中に単独で o が出てきてそこが伸びる音なら「オゥ」であるのは確実です。open
は「オープン」ではなく「オゥプン」ですね。慣れてくるとEルールとの関連を感じ取ることができるようになってくるでしょう。
少数派ですが、oaが「オゥ」と発音されます。boat road で見る程度ですが、覚えておく価値はあると思います。
オゥ の代表
@ o 他の母音なしでポツンと出てくるときに多い。
A ow 主に単語の最後であることが多い。(ownのようなのもありますが・・)
owは「アゥ」の項目にも登場しました。英語では同じつづりを何通りかの読み方をすることがよくあります。大変面倒に思われますが、日本語だってひとつの漢字を何通りかの読み方をしますよね。日本語でこの仕組みに慣れている私たちは、すでに同じつづりを別の読み方をすることに対する準備ができているのです。英語であってもちょっとがんばれば発音を区別できるようになっていきます。普段から意識しているかどうか、そこが分かれ目です。