指導者の方へ 3−E
定期テストへの導入

毎回の授業で行っている学習活動を定期テストで評価対象とすることは生徒にとってもやりがいのあることとなるでしょう。私のやり方を紹介します。と言ってもきわめて簡単で、試験の見回りのときにいつも通り、3回見本・3回リピートをするだけです。シーンとしているテスト会場の教室で生徒が声を出して繰り返す姿はけっこう感動的です。

また、毎回の授業でしていることで、最初に3回発音する直前に "Ready?" "YES!"と声をかけあっています。これは定期テストでもそのままで、初めてそれを見る試験監督の人はけっこうびっくりするようで、それはそれで楽しい光景です?

私がたまたま定期テストに導入しているだけで、もっと別の形で適切に評価してあげられればさらにいいと思います。しかし先にも述べたように、週3時間の制約(本サイト作成時)は大きいです。無理をする必要はないと思います。新しい取り組みが新しい負担となってしまっては長続きさせることは不可能です。

採点は同じ発音になるつづりならもちろんすべて○としてきました。基本的にはEルール適合の単語ならそこだけ正解しているだけでも○にすることが多いです。
私の場合は出題は1回の試験で1問です。もっと増やしてあげられるといいのですが、単に時間的な問題です。もし時間に余裕があるようでしたら、週に一度、授業最初のウォーミングアップをテストにしてもいいでしょう。