シャカ の食材の一端をご紹介しましょう。
シャカペンションのある志摩は「御食つ国」(みけつくに)と万葉集にも詠まれた美味しい食材の宝庫です。
シャカペンション、ステーキハウスシャカ名古屋錦本店で 使用される食材のうち、伊勢海老、アワビなどは、三重湾岸漁協の波切漁港または和具漁港で朝買い付け、ステーキハウス名古屋錦本店の夕方の営業時間にも間に合うように発送しています。
アワビは何種類か有り、伊勢志摩産天然物のアワビを使用しています。
ちょっと高価ですが美味しさには嘘がつけないと言うことで使用しています。
アワビステーキには他のアワビを使用した物がありますが、世界中にアワビステーキを広めるきっかけは日本大使館が各国の要人向けに開いたパーティ会場で志摩出身の料理長がアワビステーキを披露したものです。
このアワビ、熊野那智大社の信仰のある志摩では長寿の信仰対象でもあります。アワビの殻の穴の数が多いほど縁起物とされ重宝し、神棚に飾られています。誕生日など、祝いの席の一品に是非ご賞味ください。
<写真は波切漁港で競りにかけられるアワビ>
伊勢海老にも何種類か有り、イセエビ科の物全体を伊勢海老と称して販売している者も時折見受けられます。
伊勢海老の語源は「伊勢の方から来た海老」と言う意味で、古来は「志摩海老」、「鎌倉海老」と各地域の名称で称され、房総半島付近から紀伊半島付近にかけ採れていた物が伊勢商人の販売力もあって、「伊勢海老」と呼ばれるようになったそうです。
この「伊勢から来た海老」とはイセエビ科イセエビを指します。
伊勢海老も曲がることから腰の曲がるまで長生きするという喩えで長寿の縁起物とされています。
また、固い殻は兜を連想させ、戦勝の縁起物ともされます。
<写真はシャカペンションより1.5km程度南の名田漁港にて水揚げされた伊勢海老。この後、同じ町内で市場の有る波切漁港に集荷され競りにかけられます。>
鮑とウニをアラメの上にて味噌バーター風味に焼いています。
アラメは伊勢志摩地方で多く採れる海藻ですが、都会では殆ど見かけることは無い物です。
アラメのエキスがウニや鮑にしみこみ絶妙の美味しさを出しています。