ちゃぐちゃぐ馬子(宮城)

  木製、高さ14cm

岩手は昔から数多くの名馬を産している。源義経の「薄墨」、宇治川の先陣争いで名を成した佐々木高綱の「生姜」も南部馬である。

「南部曲がり屋」は家族と馬が共同生活するは度馬を可愛がる。旧暦5月5日は金銀紅紫木で馬を飾り付け、駒形神社に奉納する習慣も有る。馬につけた大小の鈴の音が、チャグチャグと鳴り渡る所からこの名がついた。

木片を馬の形にくり貫き様式化された独特の装飾が施されている。

馬人形を集めるきっかけになった一つである。